東京理科大学創立140周年記念講演会
1、大隅先生のご講演で改めて、人間にとって(学問を志す者にとって)何が最も大切なのか?
原点「広く、長期的視野から余裕をもって楽しめる文化的生き方」の大切さを再認識させて
いただきました。
2、飯田先生の講演から改めて、科学技術は人間の可能性に限りなく近づいていることを
痛感しました。
参考:「脚下照顧」 パワーポイントスライドN0.9「自らに学ぶ(人間不可思議なるもの)1
PDF版5~6ページ 9、自らに学ぶ 1)人体構造と文明(解説文)
3、 一戸先生の講演はタイムリーで、今、なされているコロナ対策についてマスコミ報道では
知り得なかった現状とその背景をよく理解でき、感謝いたします。ただ対策してしての環境
面だけでは無く、人間主体の自然治癒能力の向上、コロナ(病気)と闘える能力を高める
健康増進といった積極的視点も重要ではないでしょうか?
4、 1970年小谷正雄学長から三代の学長様には公私にわたり、一人方ならぬお世話になりました。
小生は早稲田で電気工学を学びましたが、理科大の諸先生から多くを学び、身内のように身近に
感じさせていただいてきました。有馬朗人先生がご高齢にもかかわらず、日本の科学力の衰退を
嘆かれ、最後の講演はビックリするような大声で絶叫され、今もその声が耳に残っています。
先生の憂国の熱情には驚きました。経済の衰退を嘆くよりは、産業の米である科学技術、さらには
それを生み育てる科学・文化の衰退こそ憂うべきでありましょう!
東京理科大学の創立140周年記念に当たり、次の200周年に向けて日本を支える礎となる決意を
新たにされ、世界へ飛翔されることを祈念しています。
ありがとうございました。
参考)有馬朗人先生追悼
2021年7月2日
大脇準一郎 拝
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