NPO法人アジア共同体推進協会
言論法研究室、西東京日韓親善協会理事長
福田 之保
第一段階、日本の朝日新聞、社民党などの反日日本人が火付け役、
第二段階、韓国の反日共産組織に飛び火させる、
第三段階、韓国に左翼政権樹立、
韓国は現在共産化の危機にある。
昨年12月9日にパククネ大統領訴追案が国会で可決された。これによって大統領弾劾の大きなローソクデモが起きた。このデモは明らかに従北共産主義グループによって計画されたものだ。この運動に気を良くした左派の文在寅が朝鮮日報で弾劾が否決されたらクーデターをやる、と驚くべき発言をした。文が共産主義者であることを自らが明らかにしたのだ。馬脚を現したというべきである。
韓国の与党の自由陣営は即座に反応した。戒厳令を執行して抑えるべきだと。その反響の大きさに驚いた朝鮮日報は記事を閉鎖した。しかし、文の危険発言は拡散している。多くの情報サイトで『文在寅がクーデター発言』と入力して検索するとすぐに見られる。
セヌリ党のキムジンデ議員が『ローソクは風が吹けば一瞬で消える』と発言。この発言に左派のマスコミは襲いかかった。しかし韓国の自由勢力はこの襲撃をバネにして日を追うごとにパククネ大統領擁護の声は大きくなった。今や弾劾派を凌ぐ勢いだ。左派の検事・裁判官・マスコミは苦々しくみている。彼等は、韓国事由保守勢力のパククネ擁護運動を韓国の進歩を妨害するものと難癖を付けて、国民の真実の声を歪めて非難している。
2月27日に憲法裁判所の弾劾訴追の最終弁論が行われた。3月に結論が出る。現状は証拠がほとんどない。検察がサムソン副会長、チェスンシル、梨花女子大学前学長らを調べて裏付け証拠を集めているが犯罪立証の核心的な証拠は収集出来ていないと思われる。推定無罪で臨むべき捜査を推定有罪の考えで進めている。捜査の正当性を示す為にメデイアに情報をリ-クして国民を扇動して捜査機関への非難をかわそうとしている。とても民主国家とは言えない様相を呈している。
この度のパククネ大統領訴追騒動は左翼の政治的陰謀事件である。マスコミ、捜査機関、大衆が共産党に踊らされている事件だ。しかし、左派反日勢力が韓国社会に根深く浸透しているから、韓国に共産党政権誕生の危険な状況にある。自由を尊ぶ韓国の良識ある人々はよくよく警戒して共産党政権誕生を許してはならない。
したがって、今の韓国情勢をどのように捉えてどのような対策をしなければならないかをズバリ単刀直入に指摘する。
1、1970年代北朝鮮の陰謀、
1970年代は、北朝鮮は日本経由で韓国を共産化しようとした。朴大統領は、反共法と情報収集で共産主義の浸透を防止した。
2、金大中時代、ノムヒョン時代に容共、従北勢力が育つ。
金大中時代は、金大中大統領は左派であったが、この時代の各界の指導層には高齢ではあったが総督府時代の事と北朝鮮が侵略した事を体験した世代が多くいた為、左派従北へなだれこむことはなかった。
ノムヒョン大統領時代は、ノムヒョン大統領は左翼政治家。この時代の3・8・6世代は、大学卒のインテリで、北朝鮮に親しみを持ち、共産主義を進歩思想と捉える傾向があった。この時代の左派従北の人材の多くが政府機関の役人となった。検事裁判官にまでも左派従北学生が任官した。
さらに韓国では李承晩時代以来、学校教育で、日本の統治時代を『日帝36年』として日本は悪逆非道な行いをしてきた。主権・国王・人名・国語・姓氏・土地・資源を奪ったというもの。七奪教育をしてきた。現在60歳までの人々はこの教育を受けてきた。三つ子の魂百までの諺通り、根っから反日心情がある。反日心情が韓国人の心底には渦巻いている。しかし、日本にきて生活した人々の多くは韓国での教えの間違いを知る人は多い。
3、今の韓国政治状況、今日の韓国国民は、北朝鮮には同族だからという親しみを持つ人々が多い。日本への親しみを持っている人々は驚くほど多い。町中には日本の居酒屋が多くあり日本酒をたしなむ風景は至る所で目にする。日本のカラオケサークルが40団体以上あると聞く。日韓のマスコミが伝える反日感情は一般民衆の中には感じられない。
しかし、強烈な反日組織と運動がある。慰安婦を政治問題化している挺対協はその代表である。また、北朝鮮と関係の深い北朝鮮組織がある。プサン日本大使館前に慰安婦像を建てようとしたキョレハナという団体である。民族は一つという意味だ。親北方針を規約に持ち日本の沖縄の左翼と交流している。韓国の大学にキョレハナ大学組織がある。事が起これば親北と反日の運動を起こせる団体だ。これらは日本の左翼や反日日本人、朝日新聞と連携している。親北と反日、反米の政治目的を持って動きだすのだ。
4、現在の韓国共産化への図式、
日韓両国の共産主義者の陰謀の図式は次の通りである。
1、日本の反日組織が慰安婦問題、強制労働問題を問題化、
2、左翼マスコミがそれをか韓国へ輸出、
3、韓国の反日左翼運動に火がつく、
4、与党打倒運動へ発展させて左翼政権樹立、
日本で、反日日本人、反日組織、社民党、福島瑞穂らが慰安婦や強制労働問題で日本の残虐性を大きく取り上げると、日本の左翼マスコミが飛び付いて報道する。すると韓国のマスコミがが待ってましたとして韓国で報道して、韓国の反日感情に火を付けて大きな反日運動を起こす。この反日運動が韓国の左翼に火がつく。こうして日韓離間運動が起こる。狙いは、左翼政権樹立である。日韓分断、韓米分断、日韓条約破棄、最終目標は朝鮮半島の共産化である。朝鮮半島は中国大陸に飲み込まれていくのである。要するに日本発の反日運動で韓国に左翼政権樹立を狙っているのだ。
5、日韓政府の対応、
韓国政府と日本政府は又民間団体もこのことを強く自覚して政策として対応しなくてはならない。日韓新時代構築を目指して行動すべきだ。
韓国は、反日教育を是正すべきだ。冷静な歴史研究を始める必要がある。韓国は北との戦争状態にあり、敵国を利する共産勢力の強い規制は急務、戒厳令(合法)。日本では国益に反する朝日新聞や民社党に対しては官民挙げて徹底した対応が必要だ。言論活動、法的対処、国民的な訴訟、政治行動で排除すべき。
6、今後の日韓新時代構築、日韓共同のアジアの反共自由解放運動の出発。 日韓両国は、国粋主義でない神仏理念による反共自由思想に基づいたを大きな反共運動展開で国家を動かしていかなくてはならない。日韓両国は手を組んでアジアの自由解放運動に歩む時。韓国人の不撓不屈の精神は世界への雄飛の原動力だ。日本人は協調性が美徳だ。日本の技術と資金でアジア解放と平和構築にかじ取りする時代を迎えた。アジアハイウエイ。(一帯一路の先取り)