オリンピックへのビジョン提言

2016年3月28日(月)11時~3時、慶応義塾大学三田キャンパス萬来舎

参加者:伊勢 桃代、 一色 宏、 エドワード・鈴木、 福澤昭夫、大脇準一郎

【伊勢】具体的な運動を起こしてはどうか?
大脇】野田一夫先生が言うように、現状打破に力を持つのは中曽根氏なので中曽根氏に
手紙を出した。内閣にはオリンピック推進本部があるが、頭脳に相当するのは誰か、見えていない。
予算も確定しないままにおカネだけが使われている。トップは文化人がいいのではないか・・・

これに続いて、大脇氏とそれに続く一色氏による二人の発言、ともに格調高い理念に満ちており、
社会全般への提言とする場合には大きな起爆剤ともなるものであったが「オリンピックへのビジョン
提言」と直接の関係がなく、この記録からは要点を記録し割愛する。

大脇発言要旨:「存在」は「連帯」を前提としている。今までの近代をリードした道徳的価値観は
  個人的価値観で「連帯」という概念が欠如している。日本文明を世界に向けて発信すべきときである
 ⇒西欧文明を包摂し、新しい文明を創造の文明史的大転換点

一色発言要点:  人間は地球生命の恵みによるものである、生命の本質は慈愛である、人間に
  内在する能力を育てなければならない、教育は重要である。青少年が希望を持てる時代にしていきたい。
 ⇒地球市民憲章

【伊勢】 本日の会合の目的である「提言の具体的なものを詰めよう」で実質的に議論開始
【大脇】 箱もの建設だけ進行し、これに利権がからみ、不透明な部分が露呈されている。20東京オリンピック
  はいろんな分野での転換のチャンスではないか。これを日本の文化、日本の誇るべき文化、端的に言えば
 「日本の良さ」と、その背後にある精神、とでも言いましょうか、それを地球規模に知ってもらう文明史的大転換
 点だとと思う。真に理念なきオリンピックと指摘される通りである。

【鈴木】私は建築家。国立競技場以外のこと、オリンピック全般については、わからない。新国立競技場
  建設に反対で既存の国立競技場の改築で済ませるべしとの運動を進めてきた。しかし徒労に終わった。
 私の運動は過去のものとなった。私は「今後の起爆剤としてのオリンピックを」という思いで、東京ではなく
 福岡開催を期待していた。でも決まってしまった。現状を見るとすべてに杜撰ではないか。安倍総理としては
 アベノミクス成功という評価を得たいとの目的で考えているのだろう。東日本大震災での復興に名を借りての
 巨大な土木工事。福島の現地では巨大な堤防を望んでいない。オリンピックでも世界のトレンドは既存の
 施設を活用するのだが、巨大工事を必要とする国立競技場を解体して新国立競技場の建設へと進んでし
 まった。64年の設備を使えば済むものも新設に拘っている。とにかく安倍総理は土木工事におカネをつぎ込み過ぎている。

【大脇】森組織委員長はビーチバレーの競技場にお台場の公園を使う案を提示した。それによると、
 公園をつぶし、砂を持ってききてオリンピックが終わればまた元の公園に戻すとしている。

【鈴木】国立競技場の設計の公募にも問題があった。不採用としたザハ・ハディ氏のものと採用された
  隈氏のプランは同じものだ。隈氏にものとしたのは、仕組まれた出来レースだ。
【鈴木】外圧は効果的。外人記者クラブでの発言は外国メディアは取り上げる。それを見て国内メディアも動く。

福澤明夫:感想的まとめ

①大脇氏の準備した「2020年東京オリンピック成功のための提言書メモ」に尽きると思う。
  【参照】http://www.owaki.info/etc/2016banraisya/0328.htm_
②「オリンピックへのビジョン提言」という会議のテーマ。「ビジョン提言」なので具体的改  善案はムツカシイ。
③鈴木氏は現実に活動してこられた方なので発言は説得力があった。しかし活動自体は実らな かったが
外人記者クラブでの提案は検討の余地があると出席者一同の共感を得た。

④伊勢氏には「具体的活動」に向けての期待があったが、鈴木氏のように活動していない立場の他の出席者
には具体的なものの提示が困難であった。

⑤新国立競技場の運営・整備・管理について朝日新聞の記事が分担。つによると、日本スポーツ振興センター、
内閣に設置された対策委員会、あと一つ(失念)の三者まり頭が三つ。
 この情報が事前にわかっていたら、国連大学設立にも携わった伊勢氏には巨大プロジェクト の遂行には
どうするべきか、の具体策が伊勢氏から提示されたであろう。
  
⑥ 参加ご予定の井関教授のコメントを聞けな残念で会った。そのほか各位のご意見を期待いたしております。
                            以 上


 2020東京オリンピック成功のための大脇提言書 
      201603.28メモ 


1,2020東京オリンピックは、文明史的大転換期   東西文明の融合から新しい文明の創造へ!

 1)物質的に豊かで、便利、世界が1日生活圏
  科学技術文明のお蔭← 個人の尊重、自由、平等、博愛、民主主義、金融資本主義
  欧州に生まれ、米国で花咲き世界を席捲(グローバリゼーション)
 2)しかし
   軍拡競争・核兵器を生む
   環境破壊、地球温暖化、資源の枯渇
   南北の格差を助長 (貧困、衛生、飢餓、識字率、人間としての安全保障)
   非人間化の増大(生きがいの喪失、潤いの無い社会)
 3)既存のパラダイムの問題点
  存在=個物⇒ 連体(関係性)個人主義から共に生きるへ
  お蔭様で、おもてなし 思いやり、察し
  存在=物⇒物にも心ある(物心一如)もったいない、ロボットに名前、人形の供養、辛抱
  存在=線型、使い捨てから⇒円型、循環型、永続性へ、温故知新、輪廻転生
    
 4)あたらいいパラダイム・文化とは?
  主体的価値(個人的・道徳的価値)
  対象的価値(社会的・倫理的価値)
  忠孝烈(東洋の三大美徳)相手に尽くしことが喜び、愛、絆、縁
  個と連体の融合⇒ 愛
  精神的価値と物資的価値の融合
  過去・現在・未来の融合、孫子のために!循環型社会への転換
 
2、オリンピック
  1)1964年との違い 経済 ⇒ 文化
  2)文明史から見た日本
    近代化⇒  敗戦  ⇒ オリンピッック64 ⇒ オリンピック2020
    和魂洋才  洋魂洋才? 
  3)和魂とは?
    東アジア  忠・孝・烈、生命は父母から、

3、オリンピックをどう活用するか?
 1)おもてなしを芸術や日本食、観光、民泊、交流で表現
  背後に日本文化日本の心を紹介
  国家、地方自治体、市町村、家庭、個人、NPO各レベルで主催
  コミュニケーション能力、語学、比較文化の勉強、新の意味での国際人を目指す

 2)これからの日本
  ①観光立国日本   ②文化立国
  ③移民国家日本   ④国際協力、国際交流、ボランティアの育成


大脇私見:「理念なきオリンピック」と批判され、いくつかの失態が露呈され2020年
東京オリンピックが気にかかる。
去る2月と3月、有志の会合ではっきり見てきたのは、以下の点である。

     
悠久なる人類史史上、近代400年の西欧化のもたらした影響は甚大で決定的である。
 科学革命・環境革命とも称されるこの劇的な変化は、生命の基本単位である家族、民族、人種の伝統的概念も
変化を余儀なれ、20世紀初頭、文明批評家が評論した「非人間化(ディ・ヒューマニゼーッション)」が進行し、
都市の強大化、砂漠化が進行している。
  幕末の頃、西欧列強の植民地争奪戦の最中、日本は和魂洋才で、いち早く西欧の仲間入りを果たした。
 しかしながら返す刀でアジアの伝統文化を破壊し、無謀な太平洋戦争を闘い敗戦した。占領軍は日本の
再軍備は勿論、命しらずの「大和魂」の根絶を図り、戦後民主主義教育の徹底を図った。 日本が連合軍に
敗れたのは科学技術競争が主たる原因であると言えよう。

 今年89歳の先生は終戦時、18歳の東大航空学科の学生だった。戦後70年、「もしあの世があるとするなら
一番会いたいのは、父親だ。お父さんの言った通り立派に生きて来ました」と言いたいと、ふとこぼされたときに、
小生はこの命の灯、今まさに消えつつあるに見える文明の命に火を消してはならないと痛感した。
 東アジアの3国に共通するのは家族的伝統である。東洋の3大美徳と称される「忠・孝・烈」も主体の恩愛に
対する対象価値である。 西欧の中世封建社会に反旗を翻し、自由、平等、博愛、民主主義、人権を掲げた
近代市民社会が世界を席捲している。便利で加速化する社会に皆、忙しくしている。貧富の格差は開ばかり、
核兵器戦争の驚異、テロや紛争も止むそうにない。 自由闊達な精神を阻害した伝統文化にも問題があるであろう。
しかしいま、個人の自由、人権が強調されるあまり、その行く過ぎが問題となっている。今こそ、伝統文化のどこを
糺しどこを生かすのか、現代西欧文明のもたらした良い点ともに欠けた点を補い、万民が鼓腹撃壌する地球文明を
創造したいものである。
  
 幸い、1987年5月21日、中曽根総理の尽力で国際日本文化研究センター設立された。この30年に近い間に
「世界の中の日本」「アジアの中の日本」研究が蓄積されている。小生の手もとにも1976年1月以来、240回を
超える産学協同で設立した「新しい文明を語る会」のサマリーもある。
 近隣諸国の中には日本、アジアの文化に造形深い碩学を沢山いる。行き詰まりに至った西欧文明、瀕死の
伝統文化を抱え、新しい地球文明を創造する時が来ているように思えてならない。グスタフ劇団抱社長は、
中国、韓国の劇団仲間を誘って。2020年オリンピック開催中アジアの東アジアの演劇を披露することを夢見て
いる。各地方自治体、民間レベルでも「おもてなし日本」の本領を発揮し、日本文化の心が伝わること、あわせて
観光立国日本の元年となることを期待したい。
  

エドワード・鈴木, 伊勢 桃代  一色 宏, 武内光路、  大脇準一郎  
===============================
主要な意見:大胆な要約(福澤メモ) 2016.2.27
【全員】 オリンピックに関心がない
【野田】 オリンピックは商業主義に汚染されている 実態は、オリンピックそのそのものが商業主義
     勝つために人間肉体改造している ドーピング以上に問題ではないか
     64年のオリンピックを評価: アイデンティティの存在 インフラ充実
【伊勢】 競技施設 古いもの生かして使おう(日本文化の伝統) お金のかかる大会を主催できる国は少ない
【中川】 福島原発 情報公開ないとの国際的評価

【井関】 オリンピックというのは世界中の人たちが集まる希少なチャンス 日本はすでに欧米化している。 
近代化という表現は避けましょう。 近代といえば日本の近代があり よその国の近代もある。「近代」として
一律にくくることは誤認を招く。 現状を「欧米化」として認識しよう。 
その欧米化の頂点として現在の日本、オリンピックがある 
このときに伝統的な日本のカルチュアと そしてますます大きく展開し拡大をつづける「欧米主義」との
折り合いをオリンピックを通じてどうやって作っていくか、また、コンセンサスが確立できるか、ということ
でもある それが新しい意味でのジャパナイゼーションでしょう

次回テーマ  
提議:オリンピック開催を契機として、現状に改革を必要とする諸問題は何か

最大かつ究極のテーマ:
【井関教授】伝統的な日本のカルチュア、そしてますます大きく展開している欧米主義との折り合い(融合)を
オリンピックを通じてどうやって作っていくか(新しい人類文明の創造)
伝統的な日本のカルチュア 対 欧米主義

武内感想「伝統的な日本のカルチュア」「欧米主義」ともに抽象的な言葉、いかようにも表現の内容は変容する。
「欧米主義」から連想されるもの
科学主義: 産業革命以来の技術と生産優位、環境を科学技術で改造、管理、
政治体制: 主体意識民主主義、自由、個人尊重 法の下の平等 マスコミ発達 
経済体制: 競争、社会福祉、大きな政府・小さな政府
資本主義: 新自由主義 ワシントンコンセンサス、規制改革、金融主義、資本移動自由 
文化(価値):

「伝統的な日本のカルチュア」から連想されるもの
       伝統的:匠、もったいない、物にも心がある、美化
       和 協力 調和、対象意識(相手に合わせる、思いやり、察し、おもてなし、結び、縁、関係性)
       *疑似家族主義(血族主義、クラブとは異なる:家元、天皇制、日本的経営)
       再生産(循環)重視 非石油由来 竹の皮 木造
「日本の特色」」
       トヨタイズム、下請け系列化、中小企業の高い技術水準、 ものつくり
       一国のフルセット型生産様式
       
景気と連動させるべし⇔ 井関教授は否定、日本の伝統型オモテナシ
福島ではなく 西日本 (古来の日本の中心として) へ観光客の誘致策
ゆう科学通信2\Vol20.2015.12月号1行目【小松昭夫】世界の文明を島根の原発が創ります
情報公開とオリンピック
世界宗教としての仏教とキリスト教、実生活への貢献の様式 欧米諸国との交流に宗教は機能できるか

これについて具体的な意見を持ち寄る

参加予定者 (主催者除いて)野田先生 井関教授 (この二人は別格)
提言について必要な分野に発言したことを前提として・・
中川十郎教授(原発とオリンピック) 伊勢氏(国際的な立場) 一色氏(施設、シンボル、商業主義) 村井実氏
(米国取材体験) 実務のみ 録音のみ 映像なし 公開しない

武内私見 近代化⇒西欧化はもうすこしぼって、アングロ・アメリカン化(アメリカニゼーション、グローバリゼーション)
     地球上には西欧とは異質の文明圏がある
     財政的に参加できない途上国小国に日本が費用負担
     選手中心で役員引っ込め
メダルを一切とらない 敗者に月桂冠を
国家へのアイデンティティ 愛国心 パトリオティズム ナショナリズム ショーヴィニズム
都市単位という建前⇒国家単位⇒国威発揚・・国旗掲揚 国歌演奏 


日本の伝統的文化として以下のものが入るのか
神話 天孫降臨 明治帝国 考古学 歴史 明治開国以来とそれ以前の混同
     
キリスト教 牧畜肉食 東洋とくに仏教伝来以後の日本食 
年少労働と資本主義 ああ野麦峠 マルクスの義憤 労働価値説批判ではなく剰余価値の帰属
富の生産と公平な分配の問題、(生産過程、流通過程、消費過程、リサイクル、廃棄物処理)、

64年反省
65年不況と完全雇用剰余 財政赤字 
インフラ充実のマイナス効果 地域と東京の格差 東京の一極集中 ストロー効果
階層間流動性 格差 ジニ係数(所得分配の不平等差) ピケティ(『21世紀の資本』格差論)
高度成長 所得倍増 下村治 都留重人

2020年オリンピックへの展望
インフォメーションテクノロジーの発達が最高に達する
テロ対策 感染症 大会運営
ロボット化 IT化⇒失業 雇用減少 労働生産性の向上は雇用減少
移民に反対 3Kは中央省庁就職者が五年単位で従事する
大工 左官 現在はデモクラシーかビューロクラシーか ?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「オリンピックの理念を語ろう!」とさる2月から3月にかけての有志の皆様とオリンピックついて語りました。
我々の試みは極めて些細ですが、各位の心に中に波及する点がれば望 外の喜びです。この会に積極的
にご協力くださった皆様にあたらめて感謝の意を表します。
 長文になるので下記のサイトにアップしています。

 1)第1部「2020年東京オリンピックのビジョンを語る」

 2)2.27当日配布資料一覧 

 3)当日の討議要旨メモ   動画はこちら ⇒

 4)「オリンピックに活力を!」 提言

 ◆東京五輪・パラの新エンブレム、最終4案を公表
  エンブレム委員会(委員長・宮田亮平文化庁長官)は4月8日、大会の新エンブレムの最終候補の
 4作品を発表した。ホームページに公開、国民から意見を募り、月内の最終審査で決定。 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1, テーマ:「クールジャパンからアジア連携へ」

日 時:2016年4月23日(土)13:15(開場13:00)
会 場:国際文化会館講堂港区六本木5-11-16)Tel:03-3470-4611
    大江戸線麻布十番駅7番出口より徒歩5分、南北線麻布十番駅4番出口より徒歩8分
    日比谷線六本木駅3番出口より徒歩10分

主催:グローバルアジア連合研究院
共催:国際アジア共同体学会、日本華人教授会議 後援:日本中国友好協会、
    日本ビジネスインテリジェンス協会、地球市民機構

一部:記念講演「文化交流とアジアの未来」13:15~14:35
 司会:萩原伸次郎(横浜国立大学名誉教授)
 青木保(国立新美術館館長、元文化庁長官)「クールジャパン戦略と一つのアジア」
 谷口誠(元国連大使)「RCEP(東アジア包括的経済連携)から東アジア共同体へ」
 吉見俊哉(東京大学大学院情報学環教授)「ポスト2020の東京ビジョン―21世紀東アジアにおける創造都市連携、
 孔子・魯迅から東京五輪まで」休憩 14:35~14:45

第二部:パネルディスカッション「経済協力と東アジア共同体の可能性」14:45~16:10
 パネリスト:朽木昭文(日本大学生物資源科学部教授)「観光・食料・クールジャパンからアジア地域統合へ」
 明日香寿川(東北大学東北アジア研究センター教授)「日中韓低炭素環境共同体をどうつくるか」
 叶 芳和(経済評論家)「TPPから東アジア地域連携への道」
 青山浩子(農政ジャーナリスト) 「日本食品産業のアジア展開を進める」 

第三部:招請講演:「一帯一路」構想から脱国境型発展の道 16:10~16:50
 司会:黒瀬直宏(嘉悦大学大学院ビジネス創造研究科教授)
 呉寄南(上海日本研究学会会長) 「一帯一路構想と日韓」
 坂中英徳 (一般社団法人移民政策研究所所長)「移民立国からアジア共生への道」

総括:進藤榮一 (グローバルアジア連合研究院理事長、国際アジア共同体学会会長)(16:50~16:55)

*地球市民機構。NPO未来構想戦略フォーラムからご案内をした皆様は関係機関として受付できます。
 参加申込はこちら 
申込先:GAIA事務局Tel:03-5615-8499 Fax:03-6801-5997
一般社団法人アジア連合大学院機構グローバルアジア連合研究院
〒113-0034 東京都文京区湯島4-5-16 通信文化協会ビル2F テクノビジョン内
mibile : 090-3044-1268 e-mail : niwa@gaia2020.org ホームページ http://www.gaia2020.org/

================================
2、IUCレクチャー・シリーズ「日本人は特殊か?国際比較で見る日本の貯蓄率と遺産動機」
 日本人は貯蓄好きな国民と言われますが、果たしてそれは本当でしょうか。
 家計貯蓄率や遺産動機に詳しいホリオカ氏に、その実態と経済的・社会的・
 文化的背景を、国際比較を交えてお話しいただきます。

 日時: 5月11日(水) 6:00 ~7:30 pm
 会場: 国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール

 講師: チャールズ・ユウジ・ホリオカ
 (アジア成長研究所主席研究員、大阪大学社会経済研究所招聘教授) 
 
 共催: アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター (IUC)、日本財団
 詳細 http://admin.Mail-High.com/06EtLdEeqnd6129

--------------------------------------------------------------------------
3、「飲食事業者向けインバウンド対策基礎講座」のご案内

2015年の訪日外国人旅行者数は1974万人まで急増し、その消費額も3兆4千億円に
達しています。インバウンド消費は、日本の持続的な成長並びに地方創生の切り札と
言っても過言ではありません。

 特に、外国人旅行者の「日本の食」に対する期待は非常に高く、訪日旅行
における魅力あるコンテンツであるとともに、国内の飲食事業者にとっては、
大きなビジネスチャンスの到来です。

 多くの外国人旅行者を「おもてなし」する一助になれば幸いです。

1)日時 2016年05月17日(火)14:00~15:30

2)会場 丸の内二丁目ビル3階 会議室5・6・7
  
4)プログラム(詳細http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-68013.html

 <第一部講演>「飲食店におけるインバウンドの基礎」
  講師 水野奈美(㈱ぐるなび ぐるなび大学講師)内容・外国人客を集客する際に必要な
   こと・来店時に戸惑わないための準備、外国人からよくある要望等

 <第二部先進事例紹介>「がんこ銀座一丁目店におけるインバウンドの取組事例」
  講師 福島陽介(がんこフードサービス㈱がんこ銀座一丁目店 支配人)
  外国人観光客への取組みとおもてなし・食の体験イベント(寿司握り大会)実施状況等

6) 問い合わせ先:東京商工会議所 地域振興部まちづくり・観光担当
  TEL: 03 -3283 -7658、FAX: 03 -3283 -7633 主催 東京商工会議所
  E-mail:chiiki@tokyo-cci.or.jp、 URL:http://www.tokyo-cci.or.jp/