2月20日(木) 創作音楽コンサートのご招待
大寒の候。お元気でお過ごしでしょうか。
第三回南麻布純音楽祭も2/20と5/8の2回の音楽催事を残すのみとなりました。
2月20日のコンサート・ピアノリサイタルに御招待いたしますので、ご出席いただければ光栄の存じます。

日時:2/20(木) 18:30 開場 18:50 楠えりか司会開始 19:00開演
場所:豊洲シビックセンターホール5F (Te:03-3536-5061)    
    東京都江東区豊洲2-2-18、地下鉄有楽町線豊洲駅出口7番正面のビル
    赤ちゃん・お子様連れ歓迎・身障者車いす席あり。親子室有り。補聴器有り。 
入場:無料 (ご出席・ご欠席のご返事と、ご出席いただける方の代表者名と出席人数をお知らせ
    下さい。折り返し、予約座席番号をお知らせします。
当日受付にてチケットを受領して下さい。
    尚、ご本人が出席出来ない場合でも他の方の出席、ご家族・ご友人・同僚・お取引先の
   ご出席も歓迎します。ご紹介いただければこちらからご案内致します。
*当日の案内(ホワイエ・スタッフ)など、業務支援を戴ける方々を募集中。お手伝い可能な方はご連絡下さい。
          今回のコンサート・ピアノリサイタルの趣旨
    「音楽はあらゆる知恵や哲学よりも高度な啓示である。」  ( ベートーベン)
 音楽は感動共感する最も直接的な手段だと思います。音楽は歴史的に見て手段として利用され、時間に
制限されることなく、じっくり良い作品を創作することが難しい。その様な中で私達は自らの感性のみに忠実
に作品を創作して来ました。その成果をご確認・ご鑑賞いただけると幸いです。私達の作品は聴衆は勿論、
作編曲家や様々なアーティスト・プロデューサ・メディア関係者で共感いただけると思います。
 プログラムの最初の30分は弦楽四重奏のコンサートであり、残りの90分はピアノ・リサイタルです。
ピアノリサイタルは中、10分づつ2回休憩を入れます。
 弦楽四重奏のコンサート「弦の奏宴」では、山田 浩貴の弦楽四重奏曲第一番を世界初演いたします。
山田 浩貴は世界で初めてPCのみにより協奏曲や交響曲などの交響作品を大量生産しており、
その繊細な楽器同士の掛け合いや「半分壊れた和声」は彼固有のものです。私は、山田のオカリナ・ギター・
バスクラリネット協奏曲や、交響曲第三番・第四番・第六番などが好きで何度も聴いています。
将来、交響楽団での実演が期待されますが、その掛け合いの妙を弦楽四重奏でお愉しみください。
 演奏を担当するカルテット・オーヘントッシャン(ゲール語で「野辺の花」の意味)は2017年に結成
された代官山に活動拠点を持つ若手・気鋭の弦楽四重奏団です。、メンバーは仕事を持ちつつ、
セミプロとして交響楽団や弦楽四重奏団で音楽活動を行なっております。ベートーベンやドビュッシー
を独自にこなしてしまう彼らは今回山田をどう料理するか楽しみです。
 
 ピアノリサイタル「耽美の瞬間」は末岡の自作自演です。フランツ・リストは19世紀にピアノ・リサイタルを
発明しましたが、その構成は複数の作曲家の作品によるアラカルトが中心です。20世紀初頭には
作曲家と演奏家が分業する時代になっており、作曲家が自らピアノ一台のみで90分、譜面化された音楽を
自作自演する事は世界史的にも珍しい21世紀の 「暴挙」の様です。歴史的な検証が必要ですが、フランツ・
リストやラフマニノフ・スクリャビンやショスタコビッチが過去に挑戦しているでしょうし、現代ではキース・
ジャレットさんや加古 隆さんが即興で、韓国のイルマ( 李閏珉 )さんが時々伴奏も伴いながら類似の挑戦を
しておられます。どなたか音楽史に詳しい方は情報提供願います。先例を研究します。
 末岡は、幼児の頃から創作活動を行なっておりますが、音大作曲科教授の助言もあり、動機を随意に展開
させ、より簡素な音の組合せでより深い表現を実現出来るよう、長期に渡り努力して来ました。プログラム
構成は3つに分かれております。
1).最初の数曲では正にどなたでも分かり易い耳になじむ小品を披露します。
2).次の6曲は前奏曲集と詩曲集のそれぞれ3曲つづを聴き比べていただき、作風の変化をお愉しみ
   いただきます。
3).最後の3曲は耽美的な世界の集大成と言えるべき3曲をご堪能いただきます。
 特に最後に演奏される譚詩曲第三番「群鶴」は昨年4月にサービスを停止したGoogle+のショパンの
 コミュニティでショパン・バラード第二十番と銘打ってトップクラスの検索頻度を誇りました。日本列島数千
 年の歴史を音楽で振り返り未来につなげます。
  
 尚、今回もシナジーアートの試みとして、演奏中に大きなスクリーンで画像を表示いたします、弦楽四重
奏では、作曲者山田 浩貴自身のCGを表示し、ピアノリサイタルでは瀧口 忠男の風景写真(武蔵野や南麻
布)を表示します。相乗効果の程は、皆様にご判断いただきます。

           2020年(令和2年)    1月吉日                        
                                            末岡 武彦

     
 2020年1月25日(土) 15:56 Takehiko Sueoka <puremusicart@gmail.com>:
大脇 準一郎様ご縁の各位
音楽創作・発信活動に厚いご理解をいただき、いつも大変お世話になっております。
2月20日の音楽催事につきましてご招待状が出来ましたので、宜しければ
ご出席を賜れば光栄に存じます。何卒宜しくお願い申し上げます。
昨日、縁あって六本木の新国立美術館)でハンガリーのコレクションを見学しました。
その中にフランツ・リスト翁の肖像がありましたが、伊藤 博文が日本に招聘しようとしたなどの
噂話もあります。このタイミングで鑑賞出来た事は有意義でした。
尚、私の友人、嘉藤 恵さんが平泉展を開催しております(入場無聊)。同時代に文化を
発信する方々の意気込みを感じましょう。
                              末岡 武彦