世界日報9面 インタビュー 2009/11/23

仏教人生から見た現在
  NPOマンション管理総合支援センター代表 市河政彦氏に聞く
  「足るを知る経済学の構築を!
  「資産家になっても欲望の虜」/日蓮仏教の本質は生命論


 マルキストから仏法の道へ/戸田会長の講義に驚く

 逆境をバネにして大きく飛躍する人がいる。共通項はマイナス的環境をプラスに転化する秘密を持っていることだ。それは目標を見失わない信念であったり、利他精神に富んでいたりする。バイトに明け暮れた学生時代に、起業するチャンスを得て自社施工によって20棟のマンションを建てるまでになったNPOマンション管理総合支援センター代表の市河政彦氏に、その人生を聞いた。(聞き手・池永達夫)

 ――苦学されたと伺いました。

 私は昭和5年長崎市に生まれ、6畳と4畳半の借家で4人兄弟の長男として育った。父母を入れて6人暮らしの貧乏家庭だった。毎月30円の月給から月8円の家賃を払っていたことを、小学校4年生の頃には知るようになっていた。戦争が激しくなるにつれ、父は軍属として南太平洋ソロモン諸島のラバウルに召集されていた。母は魚の行商や官庁の掃除婦などで家計を支えながら、私を旧制の県立中学に入学させてくれた。

 しかし、私は母に負担を掛けるのが耐え切れず、旧制中学の2年生の3学期、昭和20年の2月、15歳の年齢で海軍飛行予科練の志願をした。採用されれば、旧制中学への月謝を払う必要もなくなる。中学程度の学問は予科練で学習できると聞かされていたからである。予科練で採用されれば生活費も掛からないので母には、生活費の負担が軽くなるという子供ながらの計算もあった。

 ――戦後はどうされましたか。

 終戦で予科練から帰ってみたところ、中学の校舎は原爆で跡形もなく消えていただけでなく、級友の3分の2は原爆で帰らぬ人になっていた。そのため、私は昼間の中学には戻らないで旧制中学も夜学に転校した。昔の郵政省の長崎電話局での電源室に就職して戦後の学制改革、夜学専門の新制高校として発足した長崎市立高校の第一期生として昭和24年3月に卒業した。

 大学は理科系を希望していたが、アルバイトで学費を稼ぎながらの身分ではそれは無理だった。そこで、高校時代に昼働きながら貯めていた資金を持って上京し、明治大学政治経済学部の2部(夜間部)に進学した。東京都東中野に間借りしていた先輩の4畳半に潜り込んで、昼は後楽園球場でアイスキャンディーを売りながら、入学当初の生活費を稼いだ。そうした境遇の影響もあって、私はマルクス主義に傾いていった。

 ――アイスキャンディー売りだけで生活できましたか。

 それは無理だった。体力があったので球場の観客席を上下に走り回り、一日1000個ほど売り上げていましたが、梅雨に入ると後楽園球場は休み続きで困り果てた経緯がある。そこで、小学校の恩師である教師が教員を辞めて東京で洋傘組合の事務長として働いていることを聞き、訪ねていった。その時、「雨が降り続いて困っているのなら、洋傘売りをしたらどうだ」と勧められた。恩師の協力で、アルバイトとしての洋傘販売を決意した。

 ――それでは晴耕雨読ならぬ、晴れたらアイスキャンディーを売り、雨が降ったら洋傘売りに?

 いや、そういうわけではなくて、洋傘を売ったのは故郷の長崎だった。昭和24年の夏休みに長崎に帰って、学生服姿で県庁や三菱造船所、その他の事務所、事業所に飛び込みで走り回って、ひと夏で2000本(約120万円)を売りさばいた。そして10万円の利益を持って上京した。10万円の金額は、当時のサラリーマンの初任給が年間で10万円には達しなかった。

 ――結局、その金を元手に学生の身で洋傘のメーカーになった。

 そうです。東中野で間借りをしていた家主が甲府の出身で、洋傘の生地の商人だった家主から生地を買って加工させたところ、問屋より3割安い洋傘を作ることができた。出来上がった洋傘を駅前の商店に販売を委託しながら、ウイークデーの昼間はサラリーマンとして会社にも勤務した。そうしたアルバイトの傍ら、学内ではマルキストとして左翼的活動に青春のエネルギーを費やしていった。

 ――マルキストになった理由は何だったのですか。

 やはり貧乏で資本家ばかりが儲かる社会に疑問を持った正義感からだ。それから教授が唯物弁証法とか唯物史観などいろいろ教えていた影響もあった。

 ――マルキストから日蓮仏教に入った経緯というのは?

 私は当初、創価学会という称号について学術団体かと思っていた。しかし、宗教団体だと知って、唯物史観とは相いれないのではないかと信じていた。私の見解と主張に回答ができなくなった知人が、創価学会第2代会長の日蓮仏法講義に案内してくれた。

 戸田第2代会長の講義は、驚くことに、私が想定した神霊問題や通常の宗教の話ではなかった。内容を要約すると、仏法は生命とは何かを解き明かしたものだ。特に日蓮仏法は生命とは何かについて、釈迦よりもなお深く広く哲学的に掘り下げて解いている。生命とは何かという視点からはずれると仏法は迷路に入って分からなくなる。

 さらに戸田会長は、紀元前から唯物論、唯心論の対立が続いていることについて、唯物論では物質が基礎部分で、上部構造として精神が発生するとなっている。また唯心論は逆で生まれる前から霊魂みたいなものがあるという。だが、唯物、唯心論にはいろいろ矛盾が見られるではないか。

 例えば、銀行からの借り入れで10年間のローンを組んだとする。しかし、身体を構成する有機物は、新陳代謝で生涯のうち、何度も入れ替わる。飲まず食わずだと、1カ月もたない。そうすると今の生命を構成する物質は5年後には、別の物質に入れ替わっている。

 こうした物質交代の事実から見ると、ある人間が5年前に借りたローンの支払いが遅れて銀行から催促された場合、唯物論者が私は5年前の人間とは別人だから払う義務はないとの主張が成り立つではないか。唯物論ではこの問題が解決されていない。

 唯心論者の立場から言えば、肉体が入れ替わっても心に同一性があると言うだろう。しかし、心や精神は肉体以上に変わりやすいものだ。結婚を決めた時と離婚を決意する時では逆の心で、どちらが本物の心かと聞かれても、答えられるのか。

 この点、日蓮仏法は、唯物・唯心の矛盾を解決している。だから、日蓮仏法は古今東西を問わず世界最高の生命哲学だ、という趣旨の講義を受けた。そのことがマルキストから日蓮仏法に入った動機となった。

 ――従来の経済学に対して、21世紀に適した新たな経済学を打ち立てる努力をしていると聞きました。

 現在の経済学は、仏法の十界の生命から見ると、資産家になってもなおまだ足りないと不足を感じる餓鬼界だ。餓鬼というのは食う物も食えないで乞食みたいになっているのを基本的にいう。しかし、資産家になればその餓鬼から卒業しているかといえば、いくら儲けたってまだ足りない、まだ足りないと言っている。資産家になっても、餓鬼界から抜け出していないからだ。その意味で、足るを知る経済学を構築する必要がある。

 また、命を奪えば刑事罰を受けるが、勝ち組が債権を実行して、人を自殺に追い込んでも刑事罰はない。こうした債権者絶対有利の法体制も改める必要がある。

 メモ 静かな語り口ながら、率直で分かりやすい。ただ、信念に裏打ちされた言葉は結構、重い。1930年、長崎生まれ。53年、明治大学卒業。同年、会員制読書会「白樺読書会」設立。70年、建設会社設立。91年までに自社施工によって20棟のマンションを建設し分譲、静岡県熱海市、伊東市、千葉県富山町岩井海岸にリゾートホテルを経営。現時、NPO(民間非営利団体)マンション管理総合支援センター代表、地球市民機構(GCI)理事。著書に「怒れ!1200万マンション住人」(新世紀出版社)、「二人で語る牧口価値論1」(村尾行一氏と共著、新世紀研究会)
The Sekai Nippo Co.,Ltd. 1975- Tokyo,Japan


宗教新聞 2010年2月5日金曜日 
 「日蓮仏法の生命哲学を実践」 NPOマンション管理総合支援センター代表

 市河さんは昭和五年、長崎市生まれ。家計をゆけるため旧制中孝二年の時、十五歳で海軍飛行予科課に入った。終戦で長崎に帰ると中学校は原爆で消え、級友の三分の二が亡くなっていた。その後、長崎電話局で働きながら夜学の長崎私立高校に入り、貯めた資金で明治大学政治経済学部の二部(夜間部)に進学した。アルバイトで生活費を稼ぎながらの学生生活の中、マルクス主義に傾いていく。 昭和三十年に知人の紹介で創価学会の戸田城聖第2代会長に会っ
た市河さんは「仏法は生命とは何かを解き明かしたものだ」と聞かされた。特に「日蓮の生命
哲学は、唯物論・唯心論の矛盾を解決する大哲学である」と大講義をうけ、唯物論と決別する


 同会長は生命について次のように説いたという。
生命には生命主体としての「我」がある。肉体や心は変転して変わり果てても、自分が他人になることは無い。進退を構成する細胞は絶えず死滅して新たに生まれる細胞と交代するか、細胞が全部入れ代わっても別人にはならない。このことを唯物論でも唯心論でも説明できないのは、生命の我が何かを知らないからである。
 戸田会長は、死は我が働きの休止と見ていた。「生物か死ぬのは、生命に中に存在する若返
り法則だ。」とも言っていた。死後霊魂が我として存在することは無い。法華経以前の経典に
は、唯心論的経典もあるが、法華経では死後、肉体は宇宙に溶け込むとされている。
 例えば、木の枝を切って挿し木にすると、そこから根が生えて成長する。その生命は元の木とは別の命だ。切って挿すまでの間、新しい生命は親の生命の中に冥伏し、我そのものは休息していたことになる。そういう意味では、親の木はいろいろな生命の我の集まりである。細胞
にも生命の『我』はある。無数の生命の『我』を統合しながら、親生命の「我」が成立してい
ることになる、という趣旨のことを聞かされた。

 学生時代から洋傘の製造販売に着手するなど事業家としての才能を発揮してきた市河さんは、牧口常三郎初代会長の「価値論」を読んで感銘し、「牧口先生のような方が創設された創価学会なら宗教も合理的であるに違いない」と信じ入会したという。欲望の虜になった現在の経済学に批判的で、「仏法の生命観から見ると、現代経済学は『餓鬼界の生命』を基調とした経済になってしまつた」と喝破する。
 「大金持ちになっても『むさぼり』の状態が改まっていない状況はまさに餓鬼界で、経済の語源・経世済民とは懸け離れている。エコノミクスの語源はギリシヤ語のオイコノミクスで共同体のあり方を意味することからしても、経済も財政も金融を人間か幸せにするものでなくてはならない」と言う市河さん。金融では、貸手絶対の法制度を改めるべきだとし、中小企業や住宅ローンの返済に苦しむ人に返済猶予制度を政権与党に重ねて提言し、「中小企業等金融円滑化臨時措置法」返済猶予法)の成立にこぎつけた。

 昭和四十五年に建設会社を設立した市河さんは多くのマンションを分譲こするほか、自ら創立した法人で静岡や千葉でリゾートホテルを経営し、都内を中心に約六百の区分所有マンションを貸貧している。公明党の結成当時は公明薪聞の論説委員として主に経済を論じ、思想・哲学・宗教の論文を数多く発表してきた。

 マンション管理総合支援センターは、戸建に比べ不利なマンション住民を様々に支援する組
織。例えば、戸建では私道に対して資産税の課税はないが、マンションでは廊下やエレベータ
ーなど道路に当たる共有部分も、各戸の面積に割―増しする形で固定資産税を払わされる。公
設の水道や電気の設備・維持費も区分所有者が負担している。それらが高い管理費の原因だとして、市河さんは行政の差別を激しい口調で訴える。
 他方、近所の老婦人が相談に訪れるなど、世話好きな長老でもある。仏教経済学を体現した実業家とも言えよう。
             The Syukyo Shimbun
  
「町内会」 再編案 NPO法人マンション管理総合支援センター事務長 市河政彦氏に聞く

@専門家動員し企画発案 “役所の通達係”から脱却

@法人化で町の安全と活性化促す 平成のニューディール政策 潜在需要堀り起こし景気対策に

 東日本大震災から一年半が経過した。自然の脅威に無力だったその傷は、今なお癒えていない。町の安全と活性化を促すために、町内会の法人化を主張するNPO法人マンション管理総合支援センター事務長の市河政彦氏に聞いた。自治体の細胞組織とも言える町内会を変革することで、町だけでなく国も元気になるというのが市河氏の持論だ。<<(聞き手=池永達夫)>>
 
 <<ーー市河さんは学生時代を含めると半世紀近く、中野に住んでおられますが?>>

 私が住んでいる東京・中野の町内を見ると、都市計画がないまま農道の中に自然発生的に住宅が増えただけのままになっていると言っても過言ではありません。
 その結果、災害に弱い町になっています。たとえば、狭い道に行き止まりの道が多く、消防活動を困難にさせている現実があります。袋小路になっている道路は、入り口が火事になったら隣の塀を乗り越えて逃げる以外にありません。しかし、これだと年寄りには困難です。必然的に犠牲者も多くなります。
 結局、わが国では戦後、復興政策が成功して、建物の戸数でいうと、一所帯一住宅はとっくに達成しています。ところが、災害に強い町づくりというのは、これからの課題として残っています。
 こうした課題をクリアする主体として町内会が役割を果たす時代ではないでしょうか。
 我が国の大都市における今の町内会には、若い人が入っていません。しかも、現実にやっていることは、単なる役所の通達事項の下請けでしかありません。
 それに対し私は、町内会が行政に対し、いろいろ提言できるような制度にしたほうがいいと思っています。そのためにも町内会を法人化すべきです。
 
<<ーー具体的な目的は?>>

 目的は、安全な町づくりと町の活性化のためです。それから老人ホームにしろ託児所にしても、車を使わなくってもいろんな施設を利用できる「歩いて暮らせる町」を基本理念にすべきではないでしょうか。
 さらにもう1つ。近年、無縁社会の人とか孤独死や引き籠りとかが、マスコミには頻繁に登場しますが、しっかりした解決策が出ていません。都会の孤独とかいうけど。誰もが知らない内に隣人が餓死するようなことがあってはいけません。また、生活保護でも、本当に必要な人とそうでない人の選別もしっかりやる必要があります。
 そうすると、町内会を法人化して、町内に住む専門家を動員した体制を作ることが急務になります。災害に強い町づくりの発案者は、町の住民で構成する町内会以外にないのじゃないかと思います。いろいろNPOとかあっても、分断されていてはあまり意味がありません。町づくりのコアとして、町内会がその任務を果たせるようなものにしていくべきだと思います。町内会を活性化させることで、総合的かつ効率的に自分たちの町を作り直す場が誕生します。
むろん、法人化した町内会は自治体から補助金を請求したっていいし、マンション管理事業などは町内会法人で手がけて利益を生み出してもいいのです。そうすることによってマンションと戸建て住民間に立ち塞がる壁も取り除くことができます。
 そうした目標からすると、建物の区分所有法の制定によって、マンションの区分所有ができるようになりましたが、町内会には役割と権限を与える目的で町内会法を創設したらどうでしょうか。災害に強い町の改造は多大の需要が生まれますので、景気対策としても大きな役割を担うことができます。その意味で町内会の法人化はルーズベルトのニューディール政策に匹敵するものだと内心、確信しています。何より眠っている大きな需要が掘り起こされ、景気対策の柱にさえなりえるからです。
 
<<ーー新たなビジネスを創出する基地になりうる?>>

 たとえば今回、豊島区役所が土地を提供し作ったビルの部分権利をもらいます。そういう形だと業者は土地を買うお金がいりません。そして建てて分譲すれば、下の部分を無料提供しても採算が取れます。役所は一円も出さなくていいし、眠っていた土地も有効利用できます。
 こうしたことが町内会の法人化でも可能になります。学校の敷地を使ったり、区役所の代わりに法人化された町内会の土地所有者が協議して、これをやるべきです。
 
<<ーーただそれには法的整備も必要になってきます。>>

 明治大学大学院教授の青山やすし氏は、地域共同体の活力を生むために、自治会機能強化を図る法的整備に取り組むべきだと言う意見をお持ちです。私も全く意見を同じくしています。青山教授は月刊誌「潮」8月号、「自治会を地方自治体の一単位として認める大胆さがあってもいい。ようやく自治会も『法人格』が認められるようになったが、財産保全や自治会費を徴収する権利は認められていない。住民の意思を尊重しながら、一定の範囲内で権限の強化を図ってもよいのではないだろうか」とお書きになっていますが、地域社会のポテンシャルを引き出す自治会へと変革させるポイントをちゃんと指摘しておられます。
 町内会の法人化では、こうしたことを具体的に法律に入れていきたいと思います。例えば、マンションの建物区分所有法で、80%が賛成すれば、あと20%が反対しても買い取り請求権が保証されます。
 町内会も町内会法人法と言う法律を作って、その中でマンションの場合に準ずる議決権が付与されれば、かなりダイナミックに新しい町づくりが進むことになると思います。
 現行法には都市再開発法や都市再生特別措置法がありますが、駅の周辺に活用されて、住宅地には適用されていないように思います。現行の法律を参考にしながら、町内会法ではさらに広く活用できるものにしていく必要があります。  
 例えば西新宿の高層ビル街は住宅地ではありませんが、ビルとビルの間を歩くと戸建住宅の街中よりも緑がいっぱいでゆったりした空間が広がっています。また、練馬区の光が丘住宅地も参考になります。
 ただどこにでもゴネ屋はいるものだから、法律を作って交通整理を進める必要があります。また町内会の会員制度にも一工夫必要です。つまり、住んではいないけど町内に物件を持っている人にも正会員、もしくは準会員の資格を付与する必要があります。さらに重要なことがあります。
 法人化そのものは、一般社団としてなら簡単に出来ます。それ以前は、社団法人と言うとそのまま公益法人でした。
 私としては弾力性と活力のある組織とするためにも、一般社団としていろんな会員を集めながら、やがて公益法人に転換していくのがいい様に思います。商業主義が先行するデペロッパーはオフイスビルにしろマンションにしろ、儲けて終わりです。そもそも町づくりと言う発想そのものが欠落しています。そこに大きな視野を持った公的な発想が出来る町内会を介在させることで、大きな町づくりのビジョンを描き採算がとれるようにしながら、デペロッパーを使いこなしていく道が出来るのです。
 
 <<メモ>> 
1930年、長崎生まれ。53年、明治大学卒業。同年、会員制読書会「白樺読書会」設立。70年、建設会社設立。91年までに自社施工によって20棟のマンションを建設し分譲、
静岡県熱海市、伊東市、千葉県富山町岩井海岸にリゾートホテルを経営。現時、NPO(民間非営利団体)マンション管理総合支援センター事務長、地球市民機構(GCI)理事。
著作に「怒れ!1200万マンション住人」(新世紀出版社)、「二人で語る牧口価値論1」(村尾行一氏と共著、新世紀研究会)など多数。
 
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