フリージャーナリストの金木亮憲さん(69歳)が、4月28日午後4時頃
胃潰瘍で逝去されました。潰瘍が大動脈にまで浸透し、出血多量が原因であ
ったとのことです。小生はこのことを浦安にお住いのお姉さまからの電話で
知りました。
金木氏はBIS(日本ビジネスインテリジェンス協会)の中川会長からご紹介
を頂きました。お住まいは西東京市で小生の住む武蔵野市とは散歩圏内です。
自宅までおいで下さったこともあります。その折、中曽根総理の東欧訪問
に記者団の一員として特別機に同乗し、各社記者のお世話をしたことを
お話しくださいました。
「昨年2月、韓国でワールドサミット国際会議には、世界から6000人、日本
から600人のVIPが招待されました。金木さんは言論界の代表の一人として参
席くださいました。その会議の様子を臨在感あふれる名文で五回に渡り、報
道くださいました「報道記事」。また帰国報告会でも、ご報告くださいまし
た「2020年頭抱負を語る会」のメモ2人目参照。
金木さんは幅広い関心を持たれており、未来の大学の在り方について吉見俊哉
教授(東大大学院)とインタビューをされていたので「新時代の教育を考える
オープン・フォーラム」では、冒頭にレポートをいただきました。
また、がんの予知予防、免疫性についてもが関心が深く、この分野では国際的
にも名声の高い小林常雄医師(ホリスティック・クリニック銀座院長)と
インタビューをされました(「免疫性とは何か」?)。難しい医療の専門内容
を読者にわかりやすく咀嚼する御努力には頭が下がりました。「既存の医療の
限界、これからの医療の在り方を知ってもらいたい」との小林先生の意向を
受けて、第2回目のインタビューの打ち合わせをしていたところでした。
今回の出来事に驚いています。
たぐいまれな文筆力、きちんといた仕事ぶり、行動力いずれをとっても、
「本当に惜しい人を失った」と思うのは私だけではないと思います。
合 掌
2021年5月8日 大脇準一郎 拝
NPO未来構想戦略フォーラム/地球市民機構(GCI・CUN)共同代表
*金木氏のご活動を偲び、追悼の意味を込めてサイトを構築、再編集をしました。
御笑納賜れば光栄です。
経歴 1976年中央大学法学部卒(法哲学専攻)。大日本印刷株式会社を経て、1981年にサイマル・インターナショナルに入社。先進国首脳会議、IMF総会、 ICPO国際会議、日中閣僚会議等多くの国際会議に参画。在職中に中曽根元総理東欧諸国訪問団随員を経験。1998 年大手ヘッドハンティング会社イムカに転じ、執行役員(企画部門)、医薬・バイオ人材紹介事業部長、中国人材紹介事業部長を歴任。2009年から2015年まで国連支援交流協会ASEAN-JAPAN支部副支部長。 |
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職歴 【記者】取材対象者の真意を理解、優れたコンテンツを編集、文章化して読者に届ける(株)データ・マックス 東京支店長 日本ビジネスインテリジェンス協会 理事(広報担当) 「政治・社会・教育・文化」、「日中文化」、「健康」等に関する話題を中心に取材、執筆。並行して「書評・レビュー」欄を担当。執筆新聞・雑誌・ネットと して『I.B NEWS』、『I.B HEALTH CARE』(データ・マックス社・インターネット報道協会会員)、『中国NEWS』(日中通信社)、『日本新華僑報(新聞)』(新華僑通信社)等多数。 |
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