1、牧野光氏のメッセージ
    「国際農業開発アカデミー設立に向けて」
        第3回準備会に当って


 皆様本日は、日本列島各地より桜満開の便りが発表され、鶯の鳴き
声がこだま
する中、全国各地から、著名な先生方にお集まり頂き心より御礼申し
上げます。前回は2月に伊豆の大脇先生の百鶴苑にて、有意義な第2回準備会を
開催させていただき有難うございました。

 私の願いは、「地球に生を受けた素晴らしい私ども人間が、一人残らず悲しむ
人の無いように喜び合いたい」のであります。「友の憂いに我は泣き、我が喜び
に友は舞う。その一人に私はなりたい。」それが人間の特権だと思います。人間
は食べなければ生きていけない。すべての生き物も同じです。地球に生きるすべ
ての動・植物が生きる権利を有する基盤は、満たされた食にあります。医農同源
の哲学はここにあります。経済の発展も技術の進歩も、精神の理想郷が根底にあ
るとき平和な世界が生まれると思います。「鳥には鳥の道がある。魚にも魚の道
がある。ゆえに人には人の道を進む大学を目指したい」と誓っています。

 私は一昨日、東京の新橋で転倒し、全治一ヶ月の診断を受けて入院致しました。
非常に心苦しいのですが、本日は出席できません。誠に申し訳ございません。最
後に、今後の計画と資金の流れについて、一言ご報告申し上げます。

本年7月にグリーンハットインターナショナルは、国連本部よりECOSOC協議資格
の発表をいただきます。これは、本日ご出席のオイスカインターナショナルの副
総裁であられる渡邉 忠先生のご尽力のお蔭でございます。心からお礼申し上げ
ます。有難うございます。 また、本年1月に大阪観光大学と教育提携を結び、
文科省認可の学校法人「国際農業開発大学」を大阪観光大学の敷地に設立すべく
準備をスタートさせました。加えて、日本各地5カ所に分校キャンパス設立の準
備を進めています。

 資金の進捗状況につきましては、一つは農水省の、もう一つは文科省の、それ
ぞれ国家予算を申請いたしました。加えて財団からの寄付金があります。その他、
篤志家からの個人献金の申し出と、企業献金の申し出も数社からいただいていま
す。いずれにおいても、国連協議資格取得が力になると考えています。    
                                           以 上         
   平成31年3月29日  

       国際農業開発アカデミー(IFDA) 設立準備発起人会代表
       NPO グリーンハットインターナショナル理事長       
               
                         牧野 光

2、IFDA設立準備事務局よりのご連絡

万物馥郁たる春の生気の漲る昨今、皆様におかれましては、ようやくエンジンも
始動し始めていることと存じます。 伊豆で準備会の後、小生3月16日3年間住み
なれた伊豆から武蔵野市に戻りました。ようやく昨日あたりから、準備態勢が整
い、今日の第3回準備会の準備をしています。  お世話になっている皆様には、
もっと早く最終ご連絡をすべきでしたが、もう一つ緊急な事情がありうます。牧
野光先生は今日29日(金)の準備会のために26日(水)に上京され、品川で打ち
合わせを致しました。翌日午後新橋でお会いする約束でしたが、駅前で転倒され、
救急車で慈恵医大へ入院、足の皿が割れ、全治一か月とのこと、介護のこともあ
り、牧野先生は昨日夕方、新幹線で、同じくご出席の予定であった富田浩之先生
の付きそいで福岡に返られ、午後8時に手術を受けらました。  この事情を同
郷(鹿児島)の中川十郎先生と牧野先生と3者で相談し、予定通り準備会は開催
することと相なりました。詳細は牧野先生のメッセージをご覧ください。

ここ1年、小生、牧野先生の夢をフォローして来ましたが、夢を実現するにはリ
スクは付きものです。小生、伊豆からの移転に際し、当初大半の書籍を郷里の鳥
取の書庫に送るように梱包したのですが、牧野先生の大学設立協力のご依頼もあっ
て鳥取から大分に梱包し直し、70箱を大分の宇佐市大学予定地に送りました。6
月1日から九州を拠点に活動する準備を進めています。時代を動かすには、イグ
ニッション、ボランティア精神の重要性を痛感しています。小生の役割は、牧野
先生の夢に結集できる人の輪を創る縁結びの役割と心得ています。

去る2月22日、はやぶさ2が地球から3億キロ離れた「かぐや」に到着。わずか6メー
トルの岩盤に1mの誤差で上陸。人間の技術力の素晴らしさ、正直であることの
大切さを再認識させられました。牧野先生の夢は人類の夢もあります。牧野先生
個人の事情に関わらず、この夢は実現でくるシステムづくりはできないものでしょ
うか?今回傍観者から当事者意識をお持ちくださり、もって忌憚のないご意見を
お伺いできれば光栄です。

本日の様子は先回(第1回準備会)と同じく、記録を牧野先生を始め、関係各位
にお届けいたします。出席の有無に関わりませずどうかよろしくお願いいたしま
す。本日ご出席のご予定の皆様は別紙の通りです。当初大阪観光大学 赤木 攻学
長が出席のご予定でしたが、元号制定の件で都合がつかなくなり、ご欠席となり
ました。そのほか数名やんごとなき事情によりご欠席のご返事をいただきました。
設立発起人、理事、評議員、顧問の快諾を戴いた方々は20名余いいますが、国
連の認証を下りてから正式に公表することと相成りましたのご了承下さいませ。

     平成31年3月29日午前8時

     国際農業開発アカデミー設立準備室室長
     NPO未来構想戦略フォーラム(地球市民機構)代表
                    大脇準一郎  拝
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ご参考までに:
 From: <hi_ryokichi@yahoo.co.jp>
Date: Wed, 27 Mar 2019 13:46:41 +0900 (JST)
Subject: Re: 国際農業開発アカデミー発会式

大脇先生、ご無沙汰重ねています。発会式のご連絡拝受しました。
昨日インドネシアと東テイモールへの出張から帰京しました。SDGs2016
-30が今年で3年経過して、我が国を含めて各国の実施計画の進捗状況を評価
し、次の3年間の戦略の練り直しが始まっています。先の訪問国フィリピン、タ
イ王国やマレーシアでの進捗状況では、ある程度の成果が政府によって公表され
ていますが、いずれの国々でも大統領選挙、議員の総選挙が実施される中で、意
気込みは立派ですが、その成果が未だという感です。 激励のための講演の旅で
したが、日本大使館、国連代表部、アジア開発銀行などのご紹介もあり、各地で
国会議員、地方議員、大臣を含めた政府要人、学者、市民団体代表、民間企業経
営者など、幅広く討議する機会に恵まれ、いたる所でいろいろ良い勉強になりま
した。 途上国のSDGsに照らし合わせると国際農業開発アカデミーの目的、
目標は重要であり、その設立に賭けておられる皆様のご尽力に脱帽する限りです。
今月29日の発会式は出張で、故郷の浜松へ行っていますので、残念ながら式に
は参加出来ませんが。その成功と今後の進展を祈っています。  
 皆様によろしくお伝え下さい。

  成蹊大学名誉教授・国連開発計画顧問     廣野良吉

3、第3回準備会参加予定者リスト

No 氏 名 出欠 音順 肩 書 き
1 青野友太郎 アオノ 高等教育情報センター社長、地域振興まちづくり
2 大脇準一郎 オオワキ 未来構想戦略フォーラム代表、地球市民機構副代表
3 奥山育英 オクヤア 鳥取大学名誉教授・社会スステム学科
4 抱晴彦 カカエ 劇団グスタフ代表 (株)オフィスK&K代表取締役社長
5 金子晶子 カネコ テラ憩いの里(ワンダー・フォレスト・テラ)オーナー
6 金子晶子友人 カネコ
7 タチアナ・スニトコ スニトコ 元慶応大学客員教授 ウクライナ出身 言語学者
8 武内光路 タケウチ 塾経営者・慶応大学哲学科卒
9 中川十郎 ナカガワ 名古屋市大特任教授・ビジネスインテリジェンス協会会長
10 花田一孝 ハナダ 元法務省研修教育機関指導教官
11 福田一夫 フクダ K&K株式会社代表 元・富士フューチャーズ・野村証券
12 松延洋平 マツノブ コーネル大学評議委員 元首都大学客員教授 農水省種苗課長
13 皆川雅明 ミナガワ 山形大学名誉教授・工学博士 環境開発
14 三原 晃 ミハラ 地域活性化機構理事長・ローハスクラブ代表理事
15 宮城栄史 ミヤギ ㈱慶成ソウルーっション代表取締役社長
16 棟田 寛人 ムネタ フィリピンハタ―鉱山開発会社代表・チャンスインターナショナル㈱社長
17 山下研一 ヤマシタ ㈱シンクアップ代表 元聖学院大学広報局長
18 吉川宗男 ヨシカワ ハワイ大学名誉教授・IMGS学長
19 鷲巣真一 ワシス 海洋開発
20 渡邊忠 ワタナベ オイスカインターナショナル副総裁
総計 17+3名 定員:20名