自然や人をを生かす

投稿者:junowakiさん  2017/11/20 05:44  MLNo.480  

敬愛する先輩諸氏、同僚、後輩の皆様、おはようございます。

 昨日19日午後2時から「日本農業の未来を語る」と題して、伊豆創生フォーラム
を開催しました。小生の郷里の鳥取から田中農場会長をお招きして地元の農業者、
市会議員の方々等20名が集まり、熱心な討議が行われました。昼間農作業で
参加できなかった農業者の方は、夜訪ねてこられ意見交換がなされました。
 遠く長野県木曾村から早稲田の後輩、大久保さん(塾長、元村長)も5時間車
を走らせ、当日真摯な質問をしていました。自分の作っている大根、白菜を届け
てくれましたが、生命力はあふれる輝く元気な農作物でした。

 田中氏は農業高校を出てから田畑を耕す現場から、自然に学び、自然を生かす
工夫をし、今日、多くの消費者を喜ばすヒット商品を次々に世に送り出していま
す。昨日の試食会でも農場で収穫したコシヒカリに、ネギをゆで、ネギの汁から
開発したドレシングをかけるだけでしたが、あまりの美味に、3杯も4杯もいただ
く方もいました。

 先週、8月13日(月)新宿でのBCI(日本ビジネスインテリジェンス協会)の
国際伝統医療融合協会の発会式には通常の参加者の2倍以上の120名を超す
参加者で椅子の追加に追われるほどでした。
 その日の昼間、千葉で開業されている小林常雄先生の美浜クリニックを訪問し
ました。 若き青少年時代、病弱であった小生は西欧医学はもちろん、針灸、マッ
サージ、漢方等、東洋医学にもお世話になりました。体質的には東洋医学の方が
体に合ってあっている感じを抱き、西洋と東洋を融合した治療を夢見ていましたが、
まさに小生の長年の夢が物の見事に千葉で実現されているのに感動しました。

 農業でも化学肥料を一斉使わず、農作物の生命力を生かす田中会長と同じく、
小林先生の治療は、一人一人の免疫性を高め、自然治癒能力を活性化する
伝統医療を主軸に、最先端の科学技術をも導入してその効果を検証できるものです。

 先日『最強の独学術』(本山勝寛著)をご紹介しました。
父母がボランティア活動でほとんど家に居らず、多くの兄弟たちと極貧の中、塩
をおかずにご飯を食べ、夜は屋台を引いて兄弟が助け合い、学費も稼いだ。学
業成績が、中くらいの高校生が一念発起、東大を目指し見事現役で東大工学部に
合格。東大を出てもヒヤリング能力が追っつかないのは、周知の事実。彼は自力で
ヒヤリング能力を身に着け、見事卒業後一年以内にハーバード大学教育大学院にも
合格。卒業後は、日本財団で国内外を相手に多くのプロジェクトをこなしている。今は
2020年のパラオリンピック事務局長として多忙な日々を送っている。

 彼の生きざまは、現代日本教育あり方に対する強烈なパンチである!
東大を頂点とした巨大な受験産業!貴重な若者のエネルギーが吸い取られ
自分で問題解決能力の無いひ弱な日本人ばかりがあふれている。まさにゴリアテを
倒したタビデの小石の一撃のように、日本教育界を揺るがす衝撃の書である。

 農業や医療と同じく、教育も一人一人が生まれつく持っている可能性を育てて
やること、自然の生命力を生かし切ることが肝要であるといくことだ!

 2017年11月20日 早朝
                    以上  大脇 拝



~地域の食材が東京2020大会へ、そして世界へ~
  自 然 農 法  フォ ー ラ ム
 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、伊豆市産の食材は各国代表
の選手に食べてもらえるでしょうか?東京2020大会で提供される農産物等の調達基準に
ついては、「GAP認証(GLOBALGAP又はJGAP)を受けたもの、又は国ガイドラインに準拠
した都道府県GAP認証を受けたもの」とされています。 2020年のオリンピック・パラリンピッ
クをきっかけとして、『食』の安全、安心と地球環境について考えてみましょう。
 GLOBALGAPとは。国内唯一の国際標準のGAP(適正農業規範)。
   JGAPは日本GAP協会が運営する国内版のGAP。


日時:平成29年11月29日(水) 13:30~15:30
会場:生きいきプラザ市民文化ホール
(伊豆市役所右横)
参加費無料 定員400名
【内容】
●「伊豆市における自然農法の現状と展開」 浅田ファーム 浅田藤二代表
●来賓あいさつ   日本オリンピック委員会 橋本聖子 強化本部長
               菊地 豊 伊豆市長
●東京オリンピックにおける農産物等の調達基準について
    静岡県経済産業部農業局地域農業課課長 遠藤和久
●県立田方農業高校有機農業の取り組み    生徒代表
●講演「食の安全と地球環境』 講演内容はこちら⇒
    
北里大学名誉教授 陽 捷行 氏 (みなみかつゆき)

【お問い合わせ】〒410-3206伊豆市湯ヶ島1348 自然農法浅田ファーム代表浅田藤二
          Fax: 0558-85-1175 Tel: 090-1280-3472, E-mail: touji70270@yahoo.co.jp
主催:自然農法浅田ファーム, 共催自然農法伊豆普及会, 協力伊豆市、県立田方農業高等学校