安全原発革命元年
  使用済み核燃料を再燃焼できる! 
 熔融塩炉(MSR) 国際フォーラム 
 
 資料 Memo Photos 動画  DVD  第1回MSR  「トリウム原発第3の道か?」
 「核廃絶を国是に!Ⅰ~Ⅳ」 「エネルギの将来展望 常温核融合への挑戦  水の可能性・創生水 「エネルギー政策フォーラム・原発革命」  原子力発電に未来はあるか?」 
第4回吉田昌朗元所長を偲ぶ会 
   
   日本における核エネルギーを利用した原子力の新時代がはじまる。
  昨年、500人を超える人々で発足したあの第1回総会から一年、2030年のエネルギー
  ミックスの実現を見据え、本年度の「5次エネルギー基本計画」に「溶融塩炉」
  の文言が明記された。

  今から50年前、原子炉を発明し、現在の加圧水型原子力発電所の原型を作った
   偉大な2人、ウィグナーとワインバーグが次世代のエネルギーを担う切り札と
して
   産み出した溶融塩炉。その特徴は、液体燃料を最大限に活用したことにある。
    歴
史の渦の中、様々な変遷を経て、溶融塩炉が再び世界中から注目されている。

   かのアメリカも技術的筆頭にある中国に負けじと、急ピッチでこの研究開発に突
   き
進んでいる。技術立国の威信をかけ、わが国も絶対に遅れをとるわけにはいか
   ない。

    新たな世界への第一歩を自らの手で切り開くその鍵は、産業界のポテンシャルを
   再
認識し、学術界と学生と協力し、三位一体となり、突き進むことである。エネル
   ギー
生産を担えるだけでなく、使用済み核燃料の処理にも応用できる可能性、
   その新しい
扉がいまここに開かれる。

               

日 時] 平成30年 614 (木曜日)

[時 間] 1330分受付開始、講演会14時〜17

[場 所] 衆議院第一議員会館 B1F 大会議室

[講 演](中国)徐 洪傑【中国科学院/上海応用物理研究所溶融塩炉開発総リーダー
                   【中国科学院・上海応用物理研究所】

          (米国)デービット・ホルコム【オークリッジ研究所】

         (日本) 山脇 道夫【東京大学名誉教授】
              木下 幹康NPOトリウム溶融塩フォーラム理事長】

[事務局](株)トリウムテックソリュ-ション 金子和夫
      195-0071
東京都町田市金井町2056-47 Tel: 042-736-6960 Fax: 042-736-6963

[国会窓口]衆議院第二議員会館803号室 TEL 03-3508-7197 

参加申込Fax:03-3508-3627 大見 正( 担当:齋藤)
       k.kaneko@aikon.co.jp(金子)  junowaki@able.ocn.ne.jp (大脇)

世話人会

<国会議員世話人> 額賀福志郎、森 英介、山本 拓、原田義昭、三原朝彦、
             三ツ矢憲生、片山さつき 他
 (順不同)

<省 庁> 経済産業省、文部科学省、内閣府 他

<学会関係者>
 
有馬 朗人(元東京大学総長・武蔵学園学園長)山脇道夫(東京大学名誉教授
 福井大参与)、
石野 (東京大学名誉教授)、寺井降幸(東京大学教授)、
 藤井靖彦(東京工業大学名誉教授)、古川和朗(高エネルギー加速器研究機構
 教授,相良明男(核融合科学研究所名誉教授), 伊藤靖彦(京都大学名誉教授)
 後藤琢也(同志社大学教授)、三田地紘史(豊橋技術科学大学名誉教授)、
 島津洋一郎(北海道大学名誉教授(元福井大教授))有田裕二(福井大学教授)、
 宇根崎博信(京都大学教授)
ほか

<企業関係者> 経団連、電気事業連合会、電力中央研究所、日立製作所、東芝、
  三菱重工、三井物産、
ThorCon, US Inc.USA)、Elysium IndustriesUSA ほか

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講演者の背景:

  David Holcomb博士(米国オークリッジ国立研究所
(ORNL)、米国エネルギー省
     における熔融塩炉開発リーダー)、米国ORNLは1950年代から1970年代にかけて、
     熔融塩炉を開発した現場であり、米国政府は2016年より国家プロジェクトGAIN
     (Gateway for Accelerated Innovation in Nuclear)として、米国内の十数社の熔融塩炉
     ベンチャーを支援。

  徐 洪傑(Xu Hongjie)博士(中国科学院・上海応用物理研究所(SINAP)前所長、
   現TMSRセンター長)  一方の中国は2011年に熔融塩炉開発計画を公表し、現在、
   SINAP等で約700名の研究員が従事して、2018年中に電気加熱の模擬炉を完成させ、
   また2020年
   末には最初の実験炉の臨界到達を計画している。

  山脇道夫 東京大学名誉教授 1941年広島県生まれ。東大で原子力工学を専攻、
   1969
年同大学院工学系研究科修了、東京大学助手、助教授を経て、システム量子
  工学専攻教授。原子力材料学、核燃料工学、核融合工学の研究教育に従事。日本原子
  力学会核燃料部会長、日本原子力産業協会、日中科学技術交流協会副理事長、福井
  大学附属国際原子力工学研究所参与など歴任。

   主な研究プロジェクト:核融合粒子制御/核融合炉燃料サイクル/金属間化合物/
  水素吸蔵材料
/ 境界プラズマ/中性子照射法による実用高温超伝導材料の試作/
   21
世紀のエネルギ-源としてのトリウム関する実験・総合的研究

  木下幹康 NPOトリウム熔融塩フォーラム理事長
   1950年神奈川県生まれ,慶応義塾大学工学部,同大学院修士卒,工学博士。(東大)。
   学術界と発電現場を往来し、問題解決の研究を30 年間余進めてきた。 1974年から
   電力中央研究所で原子力・核燃料を中心に研究開発に従事。 90 年代からは数件の
   国際共同研究を企画立案、プロジェクトマネジャーとして運営。2005年からは原子力委員
   会の材料の放射線影響研究のプロジェクトリーダー。2010年頃からトリウム燃料の実験・
  解析研究に着手、原子力を中心に多数の公職を歴任、現在、東大人口物工学センターで
  ストレステストの定量化研究にも取り組んでいる。