がんの正体がわかった!―
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紀伊國屋書店 |
第1章 「がん」の正体は、食の悪化が招いた生活習慣病(がんは
難しい病気ではない;西洋医学の間違い! )
第2章 がんと遺伝子は関係ないという根拠(がん細胞の核を入れた
正常細胞が、がん化しなかった;)
第3章 画像診断だけに依存する神話を終わらせるべき(国が真剣に取り組んでいれば
、がん死はもっと減っている)
第4章 がんが超早期発見できる「TMCA検診」は転ばぬ先の杖!
時代遅れのがん治療の過ち;必ず受けるべき「TMCA検診
第5章 がんの予知・予防の大切さ(「TMCA検診」で危険度が高いと判定された場合の対応;
「原発巣」不明がんも「TMCA検診」で明らかに!)
小林常雄[コバヤシツネオ]
1944年鳥取県生まれ。昭和44年鳥取大医学部卒業後、国立がんセンター内地留学、昭和47‐49年京都大学・大学院、
昭和54年東京大学大学院卒業。両大学院で生化学を中心としたがんの基礎研究をおこない東京大学で博士号取得。
昭和54年以後、一心総合病院副院長、京北病院院長IMHCクリニック院長を歴任。平成27年12月より、美浜クリニック
・国際がん予知予防センター長を務める。銀座boocsホリスティッククリニック東京他多数の病院でも往診。
「人間はなぜ治るのか?第2回癌からの生還」―NHK(ETV)治療ルポが反響を呼ぶ。
2016年9月、アメリカ総合医療学会で招待講演。「アチーブメント賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に
掲載されていたものです)
ガンの発見率87.5%!ガンに対する認識が変わる!アメリカでも認められた先生が語るガンの正体。
▼「がんに関する常識」を疑わないと真実が見えて来ない!
▼「がんを治療する」という考え方が間違っています!
「がんは原因不明の病気ではなく、事前に防げる」。
2万人以上のがん患者に接し、海外でも評価されている統合医療を実行した医師の答え!
がんは、「食生活が原因で起こる生活習慣病」
戦後から大きく変わった肉・パン・乳製品中心の日本人の食生活習慣が、「がん」が増え続けている原因。
、日本人は豊かな食生活を手に入れた生活の裏側で、がんになる原因を自分で作って、がんになるのを待っている。
▼「87.5%」の精度でがんを発見できる、唯一の検査がある
▼がんには一般に「ステージ1」から「ステージ4」という段階がある。
しかし、その前の段階から「87.5%」の確率でがんを発見する検査がある。
それが、著者小林常雄先生が開発した「TMCA検診(腫瘍マーカー総合検診)」。
一般の腫瘍マーカー検診の精度では、がんを発見できる確率は20%~30%
「TMCA検診」では、一般の検査とは比べものにならない高精度の結果を出す。
がんを治療することは大切だが、がんの早期に事前発見する検査にもっと力を入れるべき。
米国のジョンズ・ホプキンズ大学も応援してくれているこの検診について、ぜひ知ってほしい。
▼画像診断中心の現状を考え直すべき、画像診断による被曝すること、また画像診断で発見できない
がんがあること。TMCA検診であれば、がんの手術をした後に取れているかを確認できる。
検査としても活用できる画期的な検査。
がんの正体が分かった! 小林常雄著
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書評: ミトコンドリアの破壊が原因
今の日本人は2人に1何らかのがんにかかり、生涯でがんになる確率は男性が
62%、女性が47%、がんで死亡する確率は男性が25%、女性が16%で、まさに誰もが
かかる病気である。評者も61歳で胃がんになり、3分の2を切除、幸い、以後11年発
症していないが、知人らの死因からもがんが身近な病気であることを実感する。高齢
化の要因もあろうが、医療が発達しているのになぜがんは増え続けるのか。
豊富な治療実績をもつ著者が断言するのは、がんの正体とがん検診の間違い。がん
は勝手に増殖を続ける悪性腫瘍とされるが、それはがんの半分以下で、スキルスや未
分化がんは病理学的に悪性でなく、CTやPET検査では発見できない。
著者は、がんの正体は「発がん物質と偏った食習慣により、細胞の中のミトコンド
リアが壊れる生活習慣病」で、血液と尿によるTMCA検査(腫瘍マーカー総合検
診)で発見でき、食生活の改善で免疫力を高めるのが予防の第一とする。
ミトコンドリアは細胞のエネルギー源である小器官で、1つの細胞に数個~数千個
あり、酸素と栄養素から細胞を活性化させるATP(アデノシン三リン酸)を作り、
細胞の生成や修復を行うが、加齢に伴い減少し、生活習慣の乱れで質が低下する。著
者は10年以上の研究から、がん細胞は万能細胞と同じ過程で作られ、細胞が細菌型の
分裂状態に戻っただけだで、「ミトコンドリアの幽霊化」だと言う。
食生活では、パンや牛乳製品をやめ、玄米か胚芽米、肉は魚か鳥にし、焼き肉、電
子レンジ、添加物、アルコールは避け、海藻や納豆などで腸内細菌を増やし、おなか
を冷やさない、など。TMCA検査は9万円ほど。一般病院では特異マーカーだけを
検査するが、著者がいる千葉市の美浜クリニック・国際がん予知予防センターでは、
特異・関連・増殖マーカーをそれぞれ3~4個ずつ組み合わせる検査で、初期でも8
~9割検出できるという。(創藝社、1300円+税) 多田則明:フリージャーナリスト記
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目次詳細 はじめに
●日本で「がん」がいっこうに減らないのはなぜか?
●がんは、正しい検査法でないと発見できない!
●がんは予知・予防できる、ということを認識して欲しい
▼がんの予知・予防のために、基本的に意識してほしい6つの項目
【第1章】「がん」の正体は、食の悪化が招いた生活習慣病
◆がんは難しい病気ではない
▼牛乳、乳製品の供給量増加による影響
▼増えるがんの種類の経年変化
◆西洋医学の間違い理論!
◆がんにかかるのを待つ、というの思考はおかしい!
◆「手術」「放射線」「制がん剤治療」は、日本では標準、米国では標準ではなくなりつつある
◆無意味ながん検診も行われている
◆CTでの診断は、100%信用できない!
◆目で見る検査に依存しすぎてはいけない
◆がんの三大療法でさえ、目で見ることに依存している
◆電子レンジと添加物に注意!
◆がんと診断されたら、なぜウツに!
▼日本人と米国人で違う「死生観」
◆免疫対策は重要だが、西洋医学では無視されている現状
◆栄養指導について未熟な日本の医師たち
◆がん予防に役立つ食品群「デザイナーズフーズ」
◆がんは「食生活習慣病」であるという証明
◆移住による胃がん、大腸がん、前立腺がんの影響
◆「高たんぱくの食事」が、がんの促進要因となる
▼「植物性たんぱく質」と「動物性たんぱく質」の違い
◆「がんの原因論」をもう一度、整理する必要がある
▼がんの遺伝子異常説は正しいのか?
▼がんは遺伝する病気ではない
◆有名な医師でも過ちに気がついていない
▼制がん剤は本当に正しいのか?
▼なぜ古い方法にしがみついているのか?
【第2章】がんと遺伝子は関係ないという根拠
◆がん細胞の悪を入れた正常細胞が、がん化しなかった
◆細胞が「がん化」する理由は明白!
◆がん細胞が正常細胞に戻るプロセスでミトコンドリア復活
◆がんは「サイクリックAMP」を投与したがん細胞、5時間で正常細胞に再分化
▼サイクリックAMPとは?
◆ドイツの生科学者、オットー・ワールブルグの説
◆米国の研究者も同じことを言い始めている
▼ミトコンドリアの呼吸障害が、がんの起源
◆がん細胞の呼吸代謝を選択的に抑制する漢方薬がある
【第3章】画像診断に依存する神話を終わらせる
◆がんを画像診断ですべて発見することはできない
▼がん検診受診率の海外との比較
▼胸部レントゲンだけで肺がんはわからない
▼CTが、がんを増加させているのかもしれない
▼胃透視検査で、がんにかかる確率が増えた親子
▼胃がんで急逝した胃がん手術の大家
▼がんのプロが体験していた、画像診断ではがん細胞が発見できなかった例
▼厚生省の対がん計画失敗の歴史
◆国が真剣に取り組んでいれば、がん死はもっと減っている
▼厚生省は「5年生存率」でなく「3年生存率を報道」
【第4章】がんが超早期発見できる「TMCA検診」は転ばぬ先の杖
◆繰り返される両ミス!
時代遅れのがん治療の過ち……
◆がんにかかりたくない人は必ず受けるべき「TMCA検診」
▼腫瘍マーカー総合検診(TMCA検診)の不可思議!
▼画像診断でのがん検診では意味がない!がん患者が増えるだけ!
◆「TMCA検診」は、とても簡単で高精度!
▼TMCA検診は、どんな人にオススメか?
▼「 87 ・5%」は驚くべき数字なのです!
◆「TMCA検診」の理論に基づく、がん一生の分類図
【第5章】がんの予知・予防の大切さ
◆「TMCA検診」で危険度が高いと判定された場合の対応
▼がんの予知から予防に関する介入の効果
▼がんの予知・予防から再発防止に関する介入の効果
◆「原発巣」不明がんも「TMCA検診」で明らかに!
◆常識を捨てることで見えてくる真実
◆医療の進歩のために考えるべきこと